国原譜
今夏に開かれる東京五輪のチケットがなか…
今夏に開かれる東京五輪のチケットがなかなか手に入らない。周囲には抽選でチケットが当たった人は皆無だし、ある競技団体の関係者に聞いたら、出場選手の家族分しか割り当てがないという。
思い出すのがサッカーの2002年日韓W杯。日本開催試合は断念してサッカー好きの友人とわざわざ韓国へ行って観戦した。ところが、知り合いが横浜で決勝戦を見たという。
何でもスポンサー絡みの招待だったとか。それほどサッカーに関心があったとは思えない人が楽々と観戦。その時は暗い「ねたみ」が心に芽生えてしまった。
東京五輪に向け、山添村民らが「やまぞえ絆リレー」を企画した。村内外の公募ランナーが、オリジナルトーチをつなぎながら村各地区にある神社30カ所を巡るという。
同村は聖火リレーのルートに入っていないことから、絆リレーを通じて五輪の日本開催を共に祝おうと有志が企画したそうだ。
村に聖火が通らないのは残念に違いないが、それを克服して新たなイベントを作り出す、明るい心意気に感心した。18年前の「ねたみ」心が恥ずかしくなった。(栄)
思い出すのがサッカーの2002年日韓W杯。日本開催試合は断念してサッカー好きの友人とわざわざ韓国へ行って観戦した。ところが、知り合いが横浜で決勝戦を見たという。
何でもスポンサー絡みの招待だったとか。それほどサッカーに関心があったとは思えない人が楽々と観戦。その時は暗い「ねたみ」が心に芽生えてしまった。
東京五輪に向け、山添村民らが「やまぞえ絆リレー」を企画した。村内外の公募ランナーが、オリジナルトーチをつなぎながら村各地区にある神社30カ所を巡るという。
同村は聖火リレーのルートに入っていないことから、絆リレーを通じて五輪の日本開催を共に祝おうと有志が企画したそうだ。
村に聖火が通らないのは残念に違いないが、それを克服して新たなイベントを作り出す、明るい心意気に感心した。18年前の「ねたみ」心が恥ずかしくなった。(栄)