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国原譜

年末にカラオケボックスの優待券期限が迫…

 年末にカラオケボックスの優待券期限が迫り、一人カラオケを体験した。仕事をリタイアした高齢者の間で密かなブームを呼んでいるという。

 自分の好きな時間に一人で気軽に楽しめるのはいい。久し振りにボックスに行って、カラオケ機器の進化に驚かされた。音質ではない。採点機能だ。

 音程、リズムやビブラートなどを測定するのは以前の機器にも備わっていたが、最新のはもっと詳細。「なんじゃあ、こりゃあ」と、感嘆したのは寸評してくれること。

 まず、カラオケでは初めて披露する曲を歌ったが、「勝手に自分のアレンジで歌いすぎ。正確に…」ときた。悔しいけれど、その通りだから仕方ない。

 リベンジの意味で、歌い慣れた曲を。これも正確性にはやや欠けていたが、「歌に気持ちがこもっています。楽しそうですね…」というような評で、表現力が加点された。人間以上に人間味がある審査員だ。

 採点機能にどこまでАI(人工知能)が入っているのか分からないが、技術は日々進歩していると痛感。まあ、「おだてりゃ、木に登る」気味かも知れないが。(栄)

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