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国原譜

県政の課題について「私たちにもできるこ…

 県政の課題について「私たちにもできることがある」と考えたという。夏休み企画の一日こども知事で小学生が独自の施策アイデアを披露した。

 そこで取り上げられたテーマは地域の経済、文化振興策から高齢者支援、子どもの活躍の場づくりまで、ポイントを押さえた政策が並んだ。

 もちろん学校の先生や両親のアドバイスもあったのだろう。ただ知事になったら何をしたいと聞かれた答えがいずれも現実的で、中には財源確保を踏まえた提案もあり驚かされた。

 また観光以外に買い物や遊興で来県する人を増やしたいという指摘などは、隣接する大都市に勝てないと発想しがちな大人とは違い面白い。

 もっと突拍子もないようなプランが混じっているかと思ったが、令和の時代を担う子どもたちは知恵者が多そうだ。また政策に共通する郷土への愛着や誇りが何よりうれしかった。

 本物の荒井知事も先日、戦略の名称で県政の未来を考える政策集を発表した。正しい現状分析と意欲的な将来展望で進むべき道筋を定める。そんな知事の仕事に興味を持つ子どもが増えれば良いのだが。(松)

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