少し前までは、梅雨空をうらめしく思っていたが、連日の猛暑には体がついていかず、道を歩いても日陰を探している。お盆ごろまでは、この暑さは続くらしい。

　お盆休みなどを前に、夏のレジャーでどこへ行くか悩んでいる人もいることだろう。こんなときは、渋滞に悩まされる遠出を避けて、近場で楽しむのがいいかもしれない。

　県内にある15の道の駅が、8月から「奈良『道の駅』スタンプラリー」を始める(7月30日付2面既報)。各道の駅のスタンプを集めて応募すると、抽選で各地域の特産品が当たるという。

　駅は「吉野路　大塔」(五條市)から「レスティ唐古・鍵」(磯城郡田原本町)、「飛鳥」(高市郡明日香村)まで、県中南部を中心に施設があり、休息と食事や買い物を兼ねて利用されている。

　名物グルメや、野菜や果物、各種加工品など、土産物探しをするも楽しいものだ。最近では、観光地目当てだけでなく、道の駅のグルメを目的に出掛ける人も多い。

　ラリーは5カ月間、年内いっぱい実施される。これを機に、利用者が増えてくれることを期待している。(恵)