特集奈良の鹿ニュース

国原譜

「令和初」のと初モノづくしが続いている…

 「令和初」のと初モノづくしが続いているが、ようやく慣れてきたところだ。時代が変わったにしては、平成のままというのもある。

 昨日から選挙後初めての県議会が開かれ、再選を喜び合う姿も見られたが、過半数を占めている自民党議員らに、覇気が感じられないのはどうしたことか。

 今度も会派は3分裂しており、これを何とかしようという気概がない。最大会派の自民党が11人、第2会派の自民党奈良が9人、自民党絆が2人という構成だ。

 党県連の幹事長など要職を占める第2会派が、汗を流そうとしないのが問題だ。この4年間、異常なままで過ごしてきたことを反省すべきだ。時代が変わったのだから。

 今度の選挙で自民党が支持され、安倍政権が堅調なのは、変わるべき野党の力のなさだ。消極的支持であることを知らねばなるまい。7月の参院選もどうなるか分からない。

 明日には議長をはじめとした新役員が選任される。平成時代の悪しき慣習を続けるのかどうか。他会派の議長が選ばれるなら、過半数を占める自民党はあまりにもお粗末としか言いようがない。(治)

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