国原譜

 映画なら著名な建造物や文化財の破壊シーンも見慣れているが、ニュースが伝えるノートルダム大聖堂の火災は、目を覆いたくなる衝撃だった。

 映像を見た県民の多くが、法隆寺金堂で起きた火災を思い浮かべたのではないか。70年前の1月26日。この日は文化財防火デーに指定されている。

 大聖堂は世界遺産にも登録された歴史的な建造物であり、パリを象徴する観光名所、そして何より人々の信仰のよりどころ。それら全ての面で法隆寺とも通じるだけに悲痛な思いを共有する。

 焼け落ちたのは木造の屋根部分で、その付近では改修工事が行われていたという。今後は出火原因の究明とともに、再発防止策が強く求められる。

 全国最多の国宝建築物を抱える県内でも、修理や修復作業は各所で行われおり、フランスでの事故を受けて県文化財保存事務所は薬師寺や法隆寺などの各現場に改めて注意の徹底を指示した。

 併せて思い出すのが11年前に起きた韓国ソウルの崇礼門火災。このときは放火が原因で新たな課題を突きつけられた。県内で同様の事件事故が繰り返されないことを願う。(松)

 

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