特集2024年春の高校野球奈良大会速報

国原譜

あちこちで競うように桜が咲き始めたが、…

 あちこちで競うように桜が咲き始めたが、花見客のそばを選挙カーが通り過ぎていく。知事と県議の選挙サンデーとなったため、盛り上がってきた。

 県議選は4選挙区8人が無投票当選だった。いずれも現職だが、有権者の審判を受けないことは残念だ。選挙は民主主義の根幹をなすもので、その機会が失われた。

 立候補者を見ると、社会全体そのままに、高齢なのが特徴だ。80代2人、70代が15人もいる。30代はわずか6人だ。若い人の意識の問題か、出馬できない環境なのか。

 また男女別にみても女性は7人で、こちらもさみしいものとなっている。女性の議員を増やそうという動きが大きくなっているなかで、奈良はまだまだ遅れているのか。

 そんななかで、きょうという日が、誰もが記憶に残る日になろう。昼前に新元号が公表される。エイプリルフールと重なったけれど、日本国中、この話題一色になる。

 どんな元号になるか楽しみだが、新しい時代は若手の政治家や女性議員が、数多く出てほしいと思う。平成最後の選挙は、未来を託す一票をしっかり投じたいと思う。(治)

 

 

 

 

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