注目記事奈良県内の自治体異動名簿掲載

国原譜

地域によって関心の度合いは違うのだろう…

 地域によって関心の度合いは違うのだろうが、告示まであと5日と迫った知事選への関心が薄いのが気になる。本番になって変わることを期待したい。

 ある有権者に聞くと、大阪府知事選の行方に興味を示し、「奈良でも知事選があるのですか」という始末だ。身近な市町村選挙とは違うようだ。

 前2回の知事選が激戦だったこともあり、今度の選挙も、現職に対する対立候補の一本化がなるかと注目してきた。どうやら出馬表明した新人2人がそのまま出るようだ。

 やはり政策論争をしっかりしてほしい。現職はこれまでの実績を県民に問い、新しい元号にもなることなので次の時代への施策を分かりやすく説明してもらいたい。

 新人は県の未来をどうしていくのか、財源の裏付けを示して、本当にできることを訴えてほしい。ワンフレーズの言葉のみのムード選挙や、対案のない批判するだけなら、見抜かれる。

 続いて県議選も始まる。こちらも政党選挙の色合いが強いが、うそをつかない高潔な人物を選んでいきたい。多選組に挑戦する新人の健闘ぶりもみていきたい。(治)

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