国原譜

 奈良にこれほど素晴らしい匠(たくみ)がいるのかと、作品を見ながら感動した。昨日から奈良市の依水園で「奈良工芸の粋」展が始まった。

 陶芸をはじめ、刀剣、人形、染色、ガラスなど、それぞれの分野で活躍する匠たちが、自信の作品を出品している。千数百年の伝統工芸が今に伝えられている。

 古都奈良という古くさいイメージではなく、平成時代の「今」が表現されている。だから訪れる人たちが魅了される。正倉院御物と比べることはできないが、一つひとつが味わいがある。

 初日には若手の工芸作家の皆さんが多く訪れた。日々、コツコツと作品に向き合い続けているため、こうして一堂に会する機会も少ないという。

 レセプションで、東吉野村の刀匠・河内國平さんが「若い時に、大勢の工芸作家との交流を通じて成長できた。こうした機会に、ぜひ奈良の地にそんな場ができたら」と話していた。

 分野は異なっていても、その道の頂点を目指す人たちの思いは同じだ。本物に触れることで、自己を磨き互いに啓発される。改めて、奈良は本物が似合う地だと思う。(治)

 

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