国原譜
駅前に政党ののぼりを持った人を見かける…
駅前に政党ののぼりを持った人を見かけるようになった。統一地方選の立候補予定者が顔を覚えてもらうために、いわゆる「朝立ち」をしているのだ。知人のSNSによると、駅前は場所とりが激戦らしい。
朝の通勤時に自動車を運転していると、通行車が通るたびに道路すぐ側で、深々とお辞儀をしている人がいた。こちらは危なくてしょうがない。
休日に買物から帰ったら、留守宅の周りをかばんを持った見知らぬ人がうろついている。「何か用ですか」ときつく問うと、某後援会のパンフを渡して、さっと去っていった。
このように、地方選の前哨戦は加熱しているようだが、有権者の関心は全体に盛り上がりには欠ける。と書いて「いったい何年、何回同じ文句を使っているのか」と情けなくなる。
「誰が当選しても世の中は変わらない」「日本は政治はだめでも経済は一流だから」と、のんきに構えている時代ではなくなっている。
高齢化、人口減少など地方の抱える課題は、県内では今後さらに深刻化する。4年に一度の機会は、真剣に生かさなければ。(栄)
朝の通勤時に自動車を運転していると、通行車が通るたびに道路すぐ側で、深々とお辞儀をしている人がいた。こちらは危なくてしょうがない。
休日に買物から帰ったら、留守宅の周りをかばんを持った見知らぬ人がうろついている。「何か用ですか」ときつく問うと、某後援会のパンフを渡して、さっと去っていった。
このように、地方選の前哨戦は加熱しているようだが、有権者の関心は全体に盛り上がりには欠ける。と書いて「いったい何年、何回同じ文句を使っているのか」と情けなくなる。
「誰が当選しても世の中は変わらない」「日本は政治はだめでも経済は一流だから」と、のんきに構えている時代ではなくなっている。
高齢化、人口減少など地方の抱える課題は、県内では今後さらに深刻化する。4年に一度の機会は、真剣に生かさなければ。(栄)