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国原譜

皇位継承で平成が幕を降ろすまで残り10…

 皇位継承で平成が幕を降ろすまで残り100日。そして知事選挙が告示される3月21日まで残り2カ月。新時代を担う次期知事は誰になるのか。

 既に現職と新人の合わせて3人が出馬表明しており現在は最終調整の段階。今週中にも政党推薦の枠組みを含め、選挙の構図が固まるに違いない。

 注目は政策。生き残りをかけた各地域の取り組みが続く中、県政トップが担う責任と役割は、今後もさらに重みを増していく。知事選も従前より以上に具体的で広範な政策論戦を期待したい。

 もちろん選挙は告示以降が本番だが、各陣営が事前に発表する公約や現職が示す来年度予算をめぐり、間もなく前哨戦がスタートすることになる。

 過疎、少子高齢化による地域の活力低下、制度や設備の老朽化に対応するための方策。さらに観光客だけでなく労働者としても外国人の急増が見込まれるなど新たな環境の変化も見据えねば。

 並行して実施される県議選挙とも連動して中身の濃い、より建設的な議論が行われれば良いのだが。有権者も県政を身近なものと意識して、関心を高めていく必要がある。(松)

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