国原譜

 平成31(2019)年が開けた。皇太子様の新天皇即位に伴い、5月1日から新元号が施行される。新たなスタートの年ともいえそうだ。

 昨年12月に本紙で「2019年希望」を題に読者投稿を募ったところ、教育の充実を願う声が目立った。少子高齢化時代だからこそ、「人づくり」に力を注がねばならない。

 維新時の北越戦争に敗れた長岡藩は困窮し、みかねた支藩の三根山藩から米百俵が贈られた。それを藩士に分け与えず、将来を見据え子どもたちの教育資金とした。

 戯曲にもなった有名な米百俵の故事である。小泉純一郎内閣発足時の所信表明演説で引用され、流行語大賞になるなど「復活」したのを記憶している人も多いのではないか。

 ところがである。小泉政権の身を切る構造改革で非正規雇用者が増え、現在の「格差社会」につながったとみる向きがある。米百俵の分配に不公平が生じている。

 政府は、幼児教育・高等教育の無償化を掲げ、3~5歳児については原則全世帯で10月から始めると決めたが、みせかけの米百俵精神であってはならない。(栄)

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