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国原譜

難産の末、ようやく立憲民主党の県連が誕…

 難産の末、ようやく立憲民主党の県連が誕生した。今年2月に福山哲郎・党幹事長を招いて奈良市内で市民フォーラムを開いてから10カ月を要した。

 これまでにも設立までの水面下での動きには触れてきたが、難しいものなのだなというのが率直な感想だ。来春の統一地方選、来夏の参院選でどう戦うか見ものだ。

 かつて旧民主党・民進党幹部だった枝野幸男代表に単独会見したことがある。前回の県議選を間近に控えた平成27年2月、民主党県連定期大会に出席した時だった。

 枝野氏は当時、民主党幹事長。「民主党が都市型政党だというのは誤解。地域に根差して地道な積み重ねのできる候補をどれだけ立てられるかだ」と話したのが印象に残る。

 枝野氏はこの年4月の県議選の真っ最中、党候補を応援のため、また県内を訪れた。「党候補はまだ勝ち抜いていない。しっかり地上戦を」とげきを飛ばした。

 当時の“同志”は国民民主党県連にも、無所属となった“浪人組”にもいる。次期参院選で野党統一候補成立の鍵を握るキーマンの一人は枝野氏だ。地方からも言動を注視したい。(北)

 

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