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国原譜

慌ただしさは同じでも、いつもの歳末と違…

 慌ただしさは同じでも、いつもの歳末と違って感じる。来年は12年に1度の統一地方選と参院選があり、関係者の動きが活発だからか。

 そればかりではなく、やはり改元されることが大きい。あの昭和から平成に変わった時のことを思い出す。昭和天皇の病状が厳しい中で、昭和の終わりが近いことを感じていた。

 新しい年号がどうなるのか、国民の関心も高いものがあった。そして新元号の「平成」が発表され、少しぎこちなかったが、ようやく親しみ慣れてきた。

 今度は改元されることが早くから分かっており、新しい年が平成31年であると同時に「○○元年」となる。この30年を振り返るとともに、新しい年号への期待もおおきいようだ。

 このところ「平成最後の」といった会話があちこちでされているが、西暦派にとっても、改元は気になるところだろう。平成時代を振り返ることで自身を見つめようということか。

 まだまだ昭和世代が健在で、新時代に向けて夢がふくらむ。昭和が終わりそうだった30年前とは、同じ慌ただしさも異なる歳末風景だ。(治)

 

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