特集2024年春の高校野球奈良大会速報

国原譜

NHKの大河ドラマ「西郷どん」は最終章…

 NHKの大河ドラマ「西郷どん」は最終章に入り、西南戦争へ向けて動き出し、西郷隆盛と大久保利通という幼なじみ2人が火花を散らし、実に見ごたえがある。

 先日、鹿児島県民の人と話をしたが、やはり西郷さんの人気は別格。その人の名刺には「明治維新150年 2018」と書かれ、白い犬を連れたおなじみの図柄がイラストで印刷されていた。

 同県では他に、同じ大河で有名になった幕末の天璋院篤姫、関ヶ原の戦いで敵中突破した戦国武将・島津義弘、そして日露戦争時の連合艦隊司令長官・東郷平八郎あたりが人気だそうだ。

 郷土の偉人たちの名前がスラスラと出てくるところは、正直うらやましかった。「奈良県の偉人」と聞かれても、すぐに出てこない。

 一方、南北朝時代の武将、楠木正成・正行親子の「桜井の別れ図」の絵馬の模写復元作品の記事があった(27日付16面)。オリジナルは明治15年に、河内長野市の加賀田神社に氏子らが奉納したものという。

 楠木一族は、県内にもゆかりの地があり、大河ドラマになれば、吉野地方を中心に盛り上がることだろう。(恵)

 

特集記事

人気記事

  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド