注目記事奈良県内の自治体異動名簿掲載

国原譜

「国原」11月30日山下ピンチである。…

 ピンチである。県を本拠にするプロバスケットボール男子B2リーグのバンビシャス奈良が前期まで2期連続赤字決算となり、今期、正念場を迎えている。

 2017年度の営業収入は約2億2400万円でB218クラブの中で10番だが、約2780万円の赤字。3期連続の赤字決算になればクラブライセンスが交付されなくなる。

 大きなスポンサーに乏しい県内で、プロのスポーツクラブを運営するのが苦しいのは、当初から予想できた。だからこそ、地域貢献を掲げるバンビの挑戦に拍手を送っている。

 米国でNBАが絶大な人気があるようにプロバスケットボール観戦の魅力は、プロ野球やサッカーJリーグに負けていない。Bリーグも徐々に日本に浸透してきた。

 県外就業率や県外消費が全国トップクラスである本県。観劇、スポーツ観戦などエンターテインメントを楽しみに大阪へ出掛ける人は数多い。

 灯台下暗し。ぜひ興奮、感激のゲームが展開されている地元の会場に足を運んでいただきたい。そして選手、スタッフには最大の宣伝は「勝利」であると肝に銘じてほしい。(栄)

 

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