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国原譜

木枯らし1号が吹き、大和路も初冬の装い…

 木枯らし1号が吹き、大和路も初冬の装い。手をポケットに肩をすくめて歩く人の姿が増える季節だが、今どきは寒くてもスマホを手放さない。

 通信からエンターテイメントまで、活用範囲は広く誰もが認める現代生活の必需品。いつでもどこでも、小さな機器が膨大な情報を届けてくれる。

 だが過ぎれば問題を起こすのは何でも同じ。少しでも空き時間があれば必ずスマホに見入ってしまうのは、習慣というより中毒。運転中の操作はもってのほかだし、歩きスマホも事故のもと。

 奈良市では先日、子どもを犯罪から守るための集会に出席した市教委の次長が、大切な議事も上の空でスマホに見入っていたとして批判を浴びた。

 また多くの人がスマホを金銭や人間関係の管理にも活用しており、簡単便利に使える半面、一歩間違えば大きな被害を受けることもある、取り扱い厳重注意の機器だという自覚も欠かせない。

 スマホに依存し過ぎたり適当な使い方を続けているとケガをしかねない。そんな心配をしながら歩いていたらつまづいた。気付くと両手をポケットに。これも結構危ない。(松)

 

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