特集奈良の鹿ニュース

国原譜

テレビから緊急地震速報が流れた途端「…

 テレビから緊急地震速報が流れた途端「グラッ」ときた。結構長い横揺れが続き、家族で声をかけ合った。昨日の朝7時58分、大阪府北部で震度6弱の大きな地震が発生、県内でも被害が出た。

 電車が動かないので8時半ごろ車で出発したが、JR大和路線の踏切は遮断機が下りたままで、引き返す車が相次いだ。国道25号を北上したが、法隆寺あたりから筒井方面へ向けて大渋滞。数分おきに数メートル前進の繰り返しだった。

 う回したが、郡山城の北側にある橿原線の近鉄踏切では、警笛が鳴り続けるなか、駅員らが遮断機を手動で上げ下げしていた。通行止めになった道路もあちこちで見られた。

 地震の規模を示すマグニチュードは6・1で、震源の深さが約13キロと浅く、強い揺れとなって被害が広がったようだ。

 阪神淡路大震災の時より、体に感じた衝撃は大きく、あらためて地震の恐ろしさを肌で感じた。県内にも活断層が数本あり、他人事ではない。

 これからしばらく1週間ほどは、余震の恐れが続くという。電気、ガス、水道、備蓄などの確認・点検を行い、油断なく備えたい。(恵)

 

特集記事

人気記事

  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド