国原譜

 年度末が近付き、県や市町村による予算案の発表が相次いでいる。そんな中で総額ばかりが注目される状況は良くない―と指摘する声を聞いた。

 もっと負債に関心を持つべきだという。バブル経済が崩壊して以降、景気対策のため国も地方も財政出動に取り組んだ結果、巨額の借金が残った。

 さらに少子高齢化が追い討ちをかけ、このままでは行政も社会保障制度も破綻すると危機感が高まり、各地で行財政改革が叫ばれた。だが昨今は景気回復で風向きが変わった―と指摘は続く。

 なるほどそうかもしれない。県の一般会計が前年度当初比で6%増と膨らみ、奈良市も過去最大規模を更新。各地で積極型の予算編成が目に付く。

 ただ中身を見ると、県も市町村も起債残高の圧縮に取り組むなど財政再建の努力は変わらない。それでも進めるべき施策もある。知事が言う「将来のために必要な投資」は効率的に行いたい。

 県会ではきょう1日から代表質問がスタート。来春には知事、県議とも改選を控えていることもあり、大型予算案をめぐり例年以上に建設的で活発な議論が期待されそうだ。(松)

 

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