国原譜

 自治体発行の広報紙(誌)に目を通しておられるだろうか。自身を顧みれば、恥ずかしながら親しんでいたとは言い難い。

知らずにもったいなかったのが、県広報誌「県民だより奈良」で連載中の「奈良のむかしばなし」。県内各地の伝承が地域の情景とともに紹介され、物語が生まれた背景が浮かんでくる内容だ。

 平成18年5月号から今月号で60回。同誌担当課によれば、アンケートのたびに最も愛読されていることが分かる人気コーナーらしい。

 確かに、比較的知られた話から初耳のものまで多彩な顔ぶれ。既知の物語の古里や、先人の事物への捉え方が知れたりで、わくわく感に満ち、地域への愛着が自然に湧き上がる。

 日本広報協会の全国自治体の広報コンクールでは、県内からも見せ方、読ませ方に工夫した充実度で生駒市の広報紙などが入賞している。地元の広報紙を見直せば、新たな発見があるかもしれない。

 いくつになっても考え方、接し方に示唆を与えてくれる存在はありがたい。当たり前のように接しているものにきちんと向き合う大切さを、広報紙が教えてくれた。(智)

 

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