国原譜

 「立春」を過ぎても、寒波がことのほか厳しく、冷たい風が身にしみる。インフルエンザも大流行し、外出をためらうことが多くなっている日々だ。

 そんな折、「凍死、熱中症の1・5倍」(2月4日付14面)という見出しには、いささかショックを受けた。平成22年以降、毎年千人以上が犠牲になり、大半が高齢者、しかも屋内という。

 熱中症は、その時期になると注意を呼び掛ける報道も増えるが、凍死については、あまり聞いたことがなかった。雪山など屋外ではなく「屋内において」という点では、身近に高齢者が居る家庭では他人事ではない。

 低体温症は、寒さで体の熱が奪われ、体の深部が35度以下になって全身に障害が起きる症状で、重症化すると凍死する場合があるという。高齢者は電気代・灯油代などが気になり、我慢してしまいがちだ。だからこそ、家族や周囲の見守りが非常に重要になってくる。

 急速に進む高齢化社会の中で、低体温症に陥りやすい高齢者層の増加が要因の一つとみられている。

 火事のことにも十分気をつけながら、早急に対策を講じる必要があろう。(恵)

 

▼ 記事の詳細は本紙をご覧ください

購読のお申し込み

よく読まれている記事

  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • Tour guide tabloid COOL NARA

  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介

奈良新聞読者プレゼント

ギターとチェンバロの演奏会の招待券

プレゼント写真
提供元:テーネ・ザール
当選者数:6人
  • 12.9(土) 12.10(日)に開催 奈良マラソン2017
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • バナー広告のご案内
  • 奈良新聞シニアクラブ
  • 奈良新聞デジタル
  • ならリビング.com
  • 特選ホームページガイド