国原譜

 昭和48年「124」、平成19年「40」、そして現在「18」―。これは“庶民の社交場”銭湯の県内の数である。

 その一つ、五條市内で唯一の銭湯「栄湯」で26日にイベントが開かれるという記事があり、懐かしい思いで読んだ(23日付3面)。ここは、築100年を超えるレトロな施設という。

 大方の銭湯にある木製の下足箱は風格があり、お気に入りの数字の所があいていれば、「ラッキー」と叫びたくなる。筆者は「22番」が好み。元阪神タイガースの主砲で天才ホームランバッター、田淵幸一選手の背番号である。

 銭湯の経営は厳しく、たまに行く県北西部の銭湯は、特定の数字の日を定休日にして、月6回の休みを設けながら奮闘している。

 そこではお年寄りらが、地元の政治・経済・生活など、いろいろな情報交換をしていて、横で聞いていても楽しい。大事な庶民文化のサロンともいえよう。

 さて、冒頭の栄湯の話に戻る。26日には銭湯利用者にイノシシ汁の振る舞いや、食料品が当たる抽選会もあるという。JR五条駅からも近い。これを機に利用客が増えていくことに期待したい。(恵)

▼ 記事の詳細は本紙をご覧ください

購読のお申し込み

よく読まれている記事

  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • Tour guide tabloid COOL NARA

  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介

奈良新聞読者プレゼント

ドン・ウィンズロウ・新著「ダ・フォース」

プレゼント写真
提供元:スーパーコリンズ・ジャパン
当選者数:2人
  • 12.9(土) 12.10(日)に開催 奈良マラソン2017
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • バナー広告のご案内
  • 奈良新聞シニアクラブ
  • 奈良新聞デジタル
  • ならリビング.com
  • 特選ホームページガイド