国原譜

 平城京の壮大さは朱雀大路に象徴される。側溝の中心線で測った道路幅は約74メートル。それが現在の復元朱雀門からイオンモール大和郡山の西側まで、まっすぐに延びていた。

 4車線の中和幹線で標準幅が22メートルだから、どれほど広かったか分かる。側溝の外側に延びる築地塀が直線的な視覚をさらに強調していた。

 南の玄関口にあたる羅城門からはるか遠くの朱雀門が見えたかどうか。訪れた人々は巨大さに目を奪われ、次の瞬間、歩くのが嫌になったかもしれない。

 朱雀大路は奈良市が朱雀門前から大宮通まで復元しているが、荒井正吾知事が三条通までの延伸に意欲を見せているという。民間工場の移転に伴う跡地活用で、実現すれば、朱雀大路の復元長は現在の倍ほどになる。

 朱雀大路については、故鍵田忠三郎市長の時代に羅城門まで届かせる壮大な計画があったと聞く。

 現在の復元部分は朱雀門前の広場と一体だが、新たな構想区域は大路としての巨大さがより実感できるだろう。荒井知事の思いがどのような形で実を結ぶのか。朱雀門が遠くに見える大路はさぞ気持ちが良いだろう。(増)

 

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