国原譜

 衆院選で完敗した希望の党の先行きが怪しくなってきた。創業者の小池百合子東京都知事が代表を辞任。求心力の低下は否めず、解党もちらつく。

 いまさら都知事と国政政党代表の兼任は無理だったと言い訳はしないだろうが、政局を見誤ったのは確かだろう。登場するのも、退くのも突然の小池氏だ。

 その小池氏が、地方消費税の配分方法をめぐって理屈に合わない動きに出た。税制の合理性や大都市と地方の税収格差を無視し、損得勘定むき出しで政治的圧力をかけ始めた。

 わが奈良県などが主張しているのは「税制は理屈」(荒井正吾知事)という単純なことだ。税収が大都市に偏る今の仕組みを是正してほしいと願っているだけだ。

 小池氏は先日、大阪、愛知の関係者とともに野田聖子総務相を訪ね、大都市に不利になるとして配分方法見直しにくぎを刺したという。小池氏の頭に「地方」は浮かばないのかも。

 税収格差の要因は配分基準の柱を販売額比率にしていること。来年度税制改正に向けて人口比率を高めた見直しをという理屈が通るよう、政府の公正で合理的な判断を願う。(北)

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