国原譜

 年賀はがきの販売が始まり、奈良中央郵便局でも発売初日にセレモニーが行われた。もうそんな時期かと思いつつ、はがきで手紙を出す回数が減っていることにあらためて気付く。

 郵便に代わるさまざまな通信手段がある時代。当たり前のことなのだが、写真や絵入り、多彩に装飾したはがきをやりとりしていた頃が懐かしい。

 はがきに貼る切手にこだわる人もいた。通常の切手に外国切手を添えたり、季節や記念時に発行される特殊切手を用いたり。文面と切手を判じ物のように連動させたものもあった。

 特殊切手は、職業とする人が極めて少ない切手デザイナーが、限られたサイズの中で表現する芸術世界。図柄、テーマに時代の匂いも織り込まれ、利用価値の高いものが少なくない。

 好みの問題もあるが、今年の特殊切手は近年の中では特に気持ちが動く。はがきが届いた先での笑顔が想像できるからだ。

 ここ数年、年賀状だけの知人も増えた。それはそれで思いを込めて出すつもりだが、もう一通、相手の心を和ませる私信を送りたい気分が、魅惑的な切手を見て高まっている。(智)

 

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