国原譜

 教科書だけでは歴史の面白さは分からない。大和高田市のまちづくりグループ・夢咲塾主催のセミナー「高田氏はなぜ信長に抹殺されたか」に参加して、つくづくそう思った。

 古代から奈良時代までは教科書に詳しい。ところが平安遷都後、奈良は教科書の記述から消えてしまう。しかし、中世、戦国にも当然、大きな歴史ドラマはあったのだ。

 本紙文化欄に「中世つれづれ漫歩」を連載中の郷土史研究家、上島秀友氏が講師を務めた。この日は、中世から戦国にかけて活躍した高田氏を中心に大和武士の群雄割拠を解説した。

 上島氏は筒井順慶、松永久秀の両巨頭の対決を軸に、それに絡む高田、箸尾、布施など地元武士の動きを詳しい資料を元に推論を交えて話した。

 中世、戦国の奈良に詳しい人は少ない。教科書で京都の戦乱のような印象を抱かせる応仁の乱に、奈良が大きくかかわっていた点など、参加者は「目からウロコ」の連続だったのではないか。

 講演後の座談会では、上島氏を囲んで熱心な参加者らが郷土史談義に花を咲かせた。歴史のロマンに浸れるのは古代史だけではない。(栄)

 

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