国原譜

 安倍晋三首相が名付けた「国難突破解散」を受けた第48回衆院選が公示された。首相が挙げた衆院解散理由の一つに北朝鮮問題がある。

 核・ミサイルと日本人拉致がもちろん焦点だが、70年ほど前にさかのぼると、わが国との関わりで忘れてはならないのが、昭和25年6月から始まった「朝鮮戦争」だ。

 この戦争はいまだに終結しておらず、「休戦」状態にある。そして同年、この戦争をきっかけに発足したのが「警察予備隊」だったことも記憶にとどめよう。

 警察予備隊を改編したのが「保安隊」で、今の陸上自衛隊の前身に当たる。今回の衆院選で憲法9条と自衛隊の関係が改めて論議となりそうだが、自衛隊発足の歴史も振り返っておこう。

 参考資料の一つは「日本再軍備」(中公文庫)という翻訳本。著者はフランク・コワルスキー(故人)なる人物で、本の副題に「米軍事顧問団幕僚長の記録」とある。

 予備隊創設に携わった著者は「国民がきっぱりと放棄した戦力を再建せねばならなくなったのは悲しいことであった」と記す。米国の要請で始まった日本再軍備の歴史の再検証を。(北)

 

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