国原譜

 防衛省の日報を巡る問題で、特別防衛観察の結果が公表された。組織的な隠蔽(いんぺい)が明らかにされ、混乱の責任を取り稲田防衛大臣が辞任した。

 そんなときに北朝鮮が、射程1万キロとされる大陸間弾道ミサイルを発射した。岸田外相が防衛相を兼務したが、国の安全を脅かされる事態に肝を冷やした。

 安倍内閣の支持率も急落し、不安定な国内情勢に憂いている人も多いだろう。相次ぐ不祥事で、自民党のおごり体質に、国民も嫌気をさしてきた。

 麻生政権の末期もおごる自民党だった。当時の民主党が政権交代を叫び、自民党は惨敗して下野した。8年前のことだ。国民と遊離したことを、反省したのではなかったか。

 あの時は、民主党に託せばという国民の思いがあった。今はどうか。野党第1党の民進党が、蓮舫代表が辞任するなど、受け皿となっていない。国民の両党への不満がどう爆発するか。

 今こそリーダーの資質が問われている。「天網恢恢(かいかい)疎にして漏らさず」(老子)。組織の長やそれなりの立場にいる人は、おごることなかれだ。(治)

▼ 記事の詳細は本紙をご覧ください

購読のお申し込み

ウェブ限定記事

よく読まれている記事

  • 日本のふるさと奈良 回帰展 皇室ゆかりの地を撮る! フォトコンテスト
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • Tour guide tabloid COOL NARA

  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介

奈良新聞読者プレゼント

夏休み文楽公演の招待券

プレゼント写真
提供元:国立文楽劇場
当選者数:5組10人
  • 12.9(土) 12.10(日)に開催 奈良マラソン2017
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • バナー広告のご案内
  • 奈良新聞シニアクラブ
  • 奈良新聞デジタル
  • ならリビング.com
  • 特選ホームページガイド