国原譜

 もう30年くらい昔の話だが、中国のホテルの部屋で盗難にあった。たばこ1カートン(10箱入り)を免税店で買った。その中の1箱が盗まれたのだ。

 密室なので犯人は多分、ホテルの従業員だと推測したが、面倒なので届けなかった。「たばこ1箱ぐらいで騒ぐまい」。残念ながら犯人の目論見通りだろう。

 この場合はどういう目論見だったのか。御所市の廃棄物処分場で、ごみの中から1000万円が見つかったとされていたのは実は2000万円で、1000万円をパート従業員ら5人が山分けしていたとのニュースだ。

 当初の1000万円拾得が大きく報道され「大ごとになった」と感じた男が常務に報告して発覚したという。たばこ1箱ならともかく、1000万円のネコババは、落とし主が現れたら簡単にばれるではないか。

 もっとも、彼らは当初から窃盗を目的としていたわけでない。正直に届けようとしたのだが、あまりに巨額な現金を前にして目がくらんだのだろう。

 生臭い人間ドラマを垣間見た。山分けした現金は、たばこや光熱費などに計15万円を使ったという。(栄)

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