国原譜

 親や教育関係者にとって、非常に気になる統計結果が23日に発表された。2012~16年の5年間に交通事故で死傷した中高生のうち約6割が自転車走行時の事故だったという(24日付18面)。

 警察庁によると、5年間の中学生の死傷者は計5万9313人で、3万5049人が自転車に乗車中。高校生も計11万5735人のうち、7万4920人が自転車だった。

 「6割」という数字は実感できる。近くの交差点では、自転車の通る場所が示されているにもかかわらず、横断歩道上を斜めに横切る自転車が実に多い。歩行者がよろけたら衝突は避けられないのに、平気でスピードを出している。危険なこと、この上ない。

 「最短距離を行きたい」という心理が、無意識のうちに働いているのかもしれない。自転車でも、ぶつかれば他人を傷つけ、最悪なら命を奪う事態にもなるのに、危機感は皆無だ。

 4月に入れば入学式や新学期を迎える。新生活のスタートに際して必ず学校や家庭で、交通マナーやルールの指導を行ってほしい。

 悲劇を生まないように、ぜひ“ブレーキ”をかけてもらいたい。(恵)

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