国原譜

 「ホームレスの仕事をつくり自立を応援する」を掲げる雑誌「ビッグイシュー」日本版が、今月300号を超えた。創刊から約13年になる。

 雑誌の売り上げが、販売するホームレスらの収入になる。県内でもJR王寺駅などに販売員がいる。とらえ方はいろいろあるだろうが、前向きな姿勢に機会が与えられる点は否定できないのでは。

 奈良労働局の平成28年障害者雇用状況調査(6月1日現在)では、県内民間企業の障害者実雇用率は前年比0・20ポイント上昇の2・60%で、全国1位になった。同局は就労支援機関や特別支援学校などの連携の成果と分析する。

 民間の取り組みもある。NPO法人などが障害者、学校と企業の橋渡しをし、障害者と社会との関わりをつくる姿を幾度も目にした。

 数字をもの足りなく思う人がいるかもしれない。それでも向上心を生かそうとする県内企業が多いのは素直に誇らしい。

 意思はあるのに活動の場がないのはつらい。成熟社会、豊かで幸せな国の定義はいろいろあるが、意欲のある人には機会が与えられることも、その要素の一つのような気はする。(智)

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