国原譜

 鳥取で見つかった女子群像が描かれた板。昨日、鳥取県埋蔵文化財センターで1日限定で一般公開された。

 「飛鳥美人」とたたえられた高松塚古墳国宝壁画(明日香村)に続き、国内2例目の発見で、板絵では初めてという。鳥取の「飛鳥美人」の報道を聞いて、高松塚ブームのころのことを思い出した。

 世紀の大発見ということで、発掘ものの報道も大きく変わった。観光振興につながるということで、市町村教委などに専門の職員が配置されるなどして、その後の発掘の環境は大きく変化した感がある。おおげさに言うと「社会を変えた」出来事だった。

 当時と比べて、科学技術も格段に進歩し、いろいろな角度から分析のアプローチがなされるようになった。その技術や学術の蓄積は、奈良大学などによる海外の発掘現場でも活用されている。立派な国際貢献となっている。

 今回の板絵のほうが高句麗壁画に似て、高松塚壁画より古いとの見方をする専門家もいて、早くもこれから大きな議論を巻き起こしそうな雰囲気だ。

 これからどんな分析結果が出てくるのか、次の展開が楽しみだ。(恵)

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