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音羽山観音寺後藤住職の花だより - 初夏を迎えた観音寺編 2024年6月中旬(2)

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庭で花を眺める住職

 春の花は盛りを過ぎ、夏の花が咲き始めている観音寺。住職の庭は花だけでなく、野菜やハーブ、果物など食べられる植物もいっぱい。虫の羽音もにぎやかに、住職の庭は活気ある初夏を迎えています。

 

 

初夏の庭には虫もいっぱい

 先月、住職の庭に華やかに咲いていたミヤコワスレはもう終わりの季節。庭にはホタルブクロやシモツケ、キョウガノコが緑の中に彩りを加えています。

 

庭を彩るホタルブクロ

 

 この日は晴天の中蒸し蒸しと暑く、虫もたくさんいました。

 

 「桜も毛虫にやられたのよ。青虫はチョウになるけど、毛虫は蛾になるでしょ」

 

 住職も毛虫は好きではないようです。コガネムシの幼虫も葉を枯らすそう。玄関で見つけたコガネムシを外に出していました。

 

 列になって歩いているアリがいます。どこに巣があるのかとアリが向かう木の台をひっくり返したら、その木にアリが巣を作っていました。

 

 「これはダメね」

 

 何かの鉢を置く台にしようと考えていた住職は残念そうです。

 

木の台をひっくり返るとアリの巣が

 

 

庭には食べられる植物もいっぱい

 住職の庭には、プランターに野菜も植えられています。今はキュウリやトマトなどの夏野菜がもうすぐ収穫できる状態に。

 

 「ヤマトトウキもあるのよ」と住職。

 

 ちょうど花を咲かせているヤマトトウキの葉を住職が記者の鼻に。あの、独特な香りがしました。

 

きれいな花が咲くヤマトトウキ。根は薬草

 

 「うちではトウキの葉を細かく刻んで当帰みそを作るわね。豆腐にのせても美味しいのよ。ご飯にのせてそのまま食べても良いし」

 

 今度、食べてみたいと思います。

 

 ほかにも、本堂の前のプランターにはバジルが植えられていたり、庭に何気なくブルーベリーが実を付けていたり…。住職の庭は何と出合えるか分からない玉手箱のようです。

 

 「プランターの位置が私しか分からないから、水をあげるのも私しかできないのよ」

 

 住職の庭は、冬はプランターが並んでいるように見えますが、今の季節はプランターのすき間もすべて緑で覆われて、どこが鉢植えか、地植えか見分けはつきません。

 

雨を待つ緑いっぱいの住職の庭

 

 「今日は雨が降るって言ってたかしら」

 

 雨を期待する住職でしたが、この日、雨は降りませんでした。

 

 

 

音羽山観音寺

山の中にある尼寺。桜井市南音羽

JR・近鉄桜井駅下車、桜井市コミュニティバス談山神社行、下居下車、約2km。

火曜日閉門。17日の御縁日が火曜日の時は開門、翌日閉門

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