政治

子供の貧困に心痛め 中瀬 弘候補(72) =無新= - 奈良県香芝市長選候補者の横顔

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 元職、現職、新人の四つどもえとなった奈良県の香芝市長選挙は、19日の投開票に向けて各陣営が舌戦を繰り広げている。各候補の横顔を紹介する。

 

 三重県松阪市出身。大学を卒業後、65歳まで大阪府立高校などで歴史を教えた。また、教職員組合中央執行委員など、組合運動で中心的役割を担った。

 

 30代の時、妻子と香芝市に移り住み、関屋北から大阪府に通勤。香芝の印象は「自然が多く、地域の人も温か」。地域に親しみ、関屋近鉄住宅地自治会で会長を3期6年以上務めた。

 

 教諭時代は生徒の生活指導に長く携わり、忘れられない思い出もある。喫煙して出席停止になった男子生徒の自宅を訪れた時のこと。不在の両親に代わり、生徒は幼い弟妹にインスタントラーメンを調理。「おいしい」と喜ぶ子らの姿に貧困の深刻さを目の当たりにし、「誰もが暮らしやすい世の中にすることが大事や」と痛切に感じた。

 

 趣味は家庭菜園。キュウリやナス、タマネギなどを栽培し、採れたて野菜の料理も楽しみの一つという。愛読書は山本周五郎の作品。香芝市で育て上げた一女二男は、海外や国内でそれぞれに自立している。現在は妻と2人暮らし。

 

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