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高い賃借料に奈良県知事が疑義 天理市などの広域ごみ施設

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 奈良県の荒井正吾知事は20日の定例記者会見で、天理市など10市町村が同市に建設している広域ごみ処理施設について「土地代より3倍高い賃借料を払うことを住民は了解しているのか」と疑問を呈し、県の奈良モデル補助金の交付要綱に照らし、拠出の是非について有識者に意見を仰ぐ考えを示した。一方、同施設を建設する山辺・県北西部広域環境衛生組合管理者の並河健天理市長は奈良新聞の取材に「地元理解のため施設永続化を防ぐ賃借が不可欠だった。荒井知事にも当初から賃借であることは明確に伝えてきた」と反論した。

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