奈良県立医大周辺整備、近鉄新駅31年に供用方針 新年度予算案に125億円
奈良県や橿原市などが進める県立医科大学周辺のまちづくりで、昨年11月に近畿日本鉄道(大阪市)など4者で結んだ連携協定に基づいて設置される県立医大付属病院前の新駅について、県は国民スポーツ大会の県開催が内内定している2031年度の供用開始を目指す方針を明らかにした。駅の設置に合わせ、「医大隣接の利点を生かしたにぎわいのある健康増進のまち」を目指す。新年度予算案に県立医大の教育・研究部門の移転建設工事費や、周辺整備の基本計画策定費など約125億円を盛り込んだ。