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奈良・桜井市「にゅうめんマップ」作成でPR 店舗メニューや豆知識など掲載

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各店のバラエティー豊かなメニューを紹介した「三輪にゅうめんマップ」

 奈良県桜井市は、地場産業のそうめんを通年食材として定着させるため、冊子「三輪にゅうめんマップ」を作成した。参加した市内飲食店22カ所のにゅうめんメニューを紹介し、夏場以外の観光客らへの消費拡大を図る。

 

 そうめんを温かいだしで食べるにゅうめん。市場開拓事業として、市はそうめん製造・販売業者や市商工会と飲食店の経営支援や産業発展の促進に向け、マップ3万部を作成。製作費の240万円は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した。

 

 A5サイズの冊子はカラー14ページ。天ぷら、アサリ、チャーシューが入ったものや柿の葉すしとのセットなど各店のメニュー写真のほか、店の住所、地図などを掲載。豆知識では三輪そうめんの4種類ある細さや、製造後に梅雨を2度越えた「古物(ひねもの)」はコシが強いといった情報も盛り込む。

 

 にゅうめんマップは掲載店のほか、県内の道の駅や宿泊施設などに設置。イベントなどでも配布し、周知していく。

 

 市商工振興課の堀田哲章主幹は「そうめんはいろんな食べ方や味付けができる。マップをきっかけに食べに来たり、家庭でもにゅうめんを楽しんでもらえれば」と話している。

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