【速報】 自民奈良県連総務会 奥野会長が辞任
自民党奈良県連は27日、奈良市内で総務会を開催。終了後、荻田義雄県連幹事長が衆院議員の奥野信亮会長が同日付で会長職を辞任したことを報道陣に明らかにした。
会長ら県連役員の任期は2年。奥野氏は今期の任期を過ぎているが、コロナ禍の影響や各選挙日程との都合で会長選挙は先延ばしされていた。
奥野氏の辞任に伴う会長選は約50人の総務会メンバーによる投票で決定される。立候補は党国会議員に限り、総務会の推薦人5人を確保し、9月15日に所信などを添えて立候補を届け出る。投票日は9月末までで調整を行う。会長選では高市早苗経済安全保障担当大臣(衆院議員、県2区選出)を推す声が強まっている。
荻田幹事長は奥野氏の会長辞任の理由について、「任期を過ぎているから」と述べ、7月8日に奈良市内で起きた安倍元首相の銃撃による死亡事件などを受けた引責辞任との見方は否定した。