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世界に誇る柔道の聖地で柿の葉ずしを作ってみた - 天理観光×天理柔道 スポーツツーリズム

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天理市を訪れた旭化成柔道部員=天理市田井庄町の天理大武道館柔道場

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 天理市は天理大学、旅行会社のJTB(東京都)と連携して「天理市スポーツツーリズム推進協議会」を組織し、7月6日から同市の自然や歴史、文化資源の観光と世界に誇る「天理柔道」をかけ合わせたスポーツツーリズムのモニターツアーを実施した。旭化成柔道部員ら14人が9日まで滞在した。

 

 7月8日にはオプショナルツアーが行われ、同部員は練習の合間を縫って、同市布留町の石上神宮での祈とう参拝、同市三島町の稲田酒造で酒蔵見学をし、天理教教会本部を参拝した。

 

 同市中町の平宗便利館では「柿の葉ずし」作りを体験。同部員は立派な体格の背中を丸め、柿の葉ですしを巻いた。

 

  予定の行程を終えた部員らはいったん宿泊するホテルに戻った後、夕方から天理大武道館柔道場で同大柔道部員らとともに練習で汗を流した。

 

 王子谷剛志主将は「柿の葉ずし」作り体験について、「手先があまり器用でなく手こずったが、平宗の方に丁寧に教えてもらって楽しく過ごすことができた。(自分で作ったすしは)あすの朝しっかり食べたい」と笑顔を見せた。

 

 吉田優也監督は「地域の歴史や文化に触れることは人間力の成長に役立ち、それが柔道家の成長にもつながる。今回の体験は貴重なものになった」とスポーツツーリズムの取り組みを評価した。

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