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奈良クラブ試合サマリー第17節

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安定したセービングでPKのピンチを救ったアルナウ。足下のプレーにも幅が広がってきた=奈良クラブ提供(撮影・塩澤成樹)

▽第17節(7月23日・静岡県・都田サッカー場)

 

観衆488人

気温31・6度 晴

ピッチ 良

 

 

 【戦評】

 

 奈良クラブは前半32分に山本のゴールで先制したが、後半にPKを与えて失点し引き分けた。

 

 

 【順位】

 4位

 

 

 【記者の目】

 

 奈良クラブとホンダFC。レベルの高い攻防を繰り広げ、見ごたえのある試合だった。どちらもスペースを突く動き、スペースを消す動きが巧みで、一瞬で攻守が入れ替わった。

 

 奈良クラブの先制点は自陣の右サイドから伊勢が同じサイドの浅川にロングボールでつなぎ、さらにペナルティエリア付近中央の桑島―片岡―加藤とつなぎ、ゴール前に顔を出した浅川がシュート。相手デフェンスに当たって跳ね返ったボールを山本が押し込んだ。

 

 流れるようなパスワークで、バイタルエリアに5人が侵入し数的優位を作った。攻撃面で大きな進歩を見せた。

 

 反省は守備だろう。2つのPKを与えた。いずれも背後を取られて苦し紛れのデフェンスとなった。ほかの場面でもファールが多く、修正したい。しかし、試合終盤でも運動量が落ちず、守備の寄せが早かったのは驚きだった。 

 

 GKアルナウのスーパーセイブで引き分けに持ち込んだ。反応がよく、期待通りの活躍だった。最近は足下のプレーに工夫が見られ、ディフェンダーから戻ってきたボールをグラウンダー、スローイング、ロングキックでつないで変化をつけプレーに幅が出てきた。

 

 やや押され気味の試合展開だったが、試合内容は素晴らしく、奈良クラブ、ホンダFCとも、このカテゴリー(JFL)のチームとは思えない。ひとつ上のカテゴリーでも充分に戦えるほどだ。

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