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参院選あす投開票 緊張の中、最終日へ

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 第26回参院議員選挙は、あす10日に投票、即日開票される。奈良県選挙区(改選数1)に立候補しているのは、共産党新人の北野伊津子氏(46)▷参政党新人の中村麻美氏(43)▷立憲民主党新人の猪奥美里氏(42)▷日本維新の会新人の中川崇氏(36)▷自民党現職の佐藤啓氏(43)▷NHK党新人の冨田哲之氏(70)―の6人。選挙応援で来県した安倍晋三元首相が8日、奈良市内で襲われ死亡する事件が発生したのを受け、各陣営とも、緊張感を持った中で選挙運動の最終日を迎える。

 

 県選挙区は、改選1議席を争う通常選挙としては過去最多の6候補による激戦を展開。新型コロナウイルス対策や物価高騰への対応をめぐり岸田文雄首相の政策が問われたほか、憲法改正や安全保障も重要な争点となった。また元首相襲撃事件の影響で、改めて公正な選挙の実現を求める声が高まりそうだ。

 

 選挙戦最終日のきょう9日は、安倍元首相が殺害された事件を踏まえて、北野陣営、中村陣営が街頭演説の会場、ルートを一部変更するなど対応。最終は北野陣営が近鉄奈良駅前、中村陣営はJR奈良駅前でマイクを収める。

 

 猪奥陣営は衆院2区内を中心に活動を行いJR王寺駅前でマイク収め。中川陣営も大和郡山市や橿原市などを巡り大和高田市の事務所で選挙戦を終える、冨田陣営は近鉄生駒駅前で選挙戦を締めくくる予定。

 

 一方、佐藤陣営は安倍氏の冥福を祈るため、街頭宣伝活動はせず、支援者に自身の想いを伝える活動を行うという。

 

 また8日は県庁内で、県選挙管理委員会が開票速報のリハーサルを実施。10日の本番に向けて事務局の職員約40人が参加し、各市町村選管から送られてくる投票、開票結果のデータを受信、内容を確かめた上で結果を総務省に送るとともに、報道発表するまでの流れを入念にチェックした。

 

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