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町名に由来、奈良で高僧・理源大師しのび法要

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理源大師の遺徳をしのび営まれた法要=7日、奈良市餅飯殿町の聖宝理源大師堂

 奈良市餅飯殿町で7日、町名に由来する伝承がある平安時代の高僧・聖宝理源大師(832~909年)の慶讃法要が営まれた。

 

 理源大師は東大寺留住中に大峰山を踏破し、修験道を再興した修験道の中興の祖。大峰山にすみついた大蛇を退治した際、町民が餅や干し飯を調進したのが「餅飯殿」の町名の由来という。法要は「もちいどのセンター街」の一角にある坐像を納めた聖宝理源大師堂で、弁財天夏祭り(6~7日)に合わせて毎年実施。東大寺の橋村公英別当ら僧侶3人が読経し、参列者は焼香して手を合わせた。

 

 法要を終えた橋村別当は「お祭りや理源大師をきっかけに人がつながれる場所として大切にしていただければ」。

 

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