社会
きょう小暑 熱戦を待つ「金魚の街」 奈良県大和郡山
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きょう7日は二十四節気の一つ「小暑」。字のごとく、だんだん暑さが増していく頃。今年は早々に梅雨が明け、記録的な暑さが続いたかと思えば、台風による大雨も。1年で最も暑さが厳しいといわれる「大暑」を控え、盛夏到来を感じる。
暑さと感染対策の両立が望まれる中、夏の風物詩が各地から届く。花火大会や夏祭りなど、人それぞれ何を思い浮かべるかは違うだろうが、「金魚すくい」は催事に彩りを添える代表格だ。
日本有数の金魚生産地として知られている奈良県大和郡山市では、年間約6000万匹を出荷。ただ、コロナ禍の影響もあり、近年は減少傾向が続く。
出荷のピークを迎えた今、金魚資料館を併設する「やまと錦魚園」(同市新木町)では、“暑い夏”に期待を寄せる。市でも感染対策に万全を期し、恒例の「金魚すくい選手権」の全国大会(8月21日、金魚スクエア)を無観客で3年ぶりに開く。