特集2024年春の高校野球奈良大会速報

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奈良クラブ試合サマリー第12節

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 希望のポジションで結果を残す山本。存在感が増してきた=奈良クラブ提供(撮影=塩澤成樹)

▽第12節 奈良クラブーFC神楽しまね

(6月19日・松江市営陸上競技場)

 

観衆401人

気温29・3度 晴

ピッチ 不良

 

奈良クラブは前半17分に右CKから山本が先制。これが決勝点となった。2試連続の勝利。4位に浮上

 

奈良クラブ 勝ち点20

神楽しまね 勝ち点8

 

 

【記者の目】

 

 先制(決勝)点はデザインプレー。金子昌が2度目の右CKを蹴るふりをして、右サイドにへ上がってきた寺村へバックパス。さらに中央の森田へとつなぎ、再び右サイドの金子昌にもどしてクロスボール。これを山本がヘディングシュート。相手GKが弾いたところを山本が右足で蹴り込んだ。練習の成果がでた。

 

 シーズン前、山本は「インナーで仕事をしたい」と話しており、希望のポジションで結果を出している。

 

 試合は最終ラインから前線まで流れるようにボールがつながり連動。危なげない試合運びだった。ピンチもなく守備は安定していた。3試合無失点が続いている。攻撃はペナルティアリア、ゴールエリアに侵入する人数が増えている。ゴールの匂いはしている。

 

 ただ、ゴール前でのテンポが同じ。相手は守りやすい。テンポを変える(ずらす)など工夫が欲しいところ。

 

 順位は4位に浮上し実力通り。シーズンは約三分の一を消化したばかりで、先は長い。目の前の試合に集中したい。これから迎える猛暑の戦い方もポイントとなる。オリオールフィジカルコーチに期待。

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