政治
若者の政治参加へ啓発 生徒会選挙通じ体験 - 参院選2022─未来への選択を前に(3)

選挙権年齢を20歳以上から18歳以上へ引き下げた改正公職選挙法の施行から6年を迎える。国政では前々回の2016年参院選が初めてで、奈良県内での18歳の投票率は55.51%だったが、その後、急激に低下する。前回19年の参院選では37.97%と17ポイントも下回った。各自治体の選管や学校などは啓発活動にあの手この手を尽くす。有識者からは「段階的に政治を身近に感じる取り組みが必要だ」との声が上がる。