歴史文化
文化庁、修復作業で国宝き損 藤ノ木古墳出土の「金銅履」一部の亀裂拡大
文化庁は8日、藤ノ木古墳(6世紀後半、奈良県斑鳩町)から出土した国宝の副葬品のうち、「金銅履(くつ)」と呼ばれる履形の金銅製品が、修理に伴う調査の際の接触により、一部の亀裂が拡大したと発表した。修理は可能だという。同古墳出土品は2021年から、同庁が県立橿原考古学研究所(橿考研)に委託して修理事業を実施していた。
文化庁は8日、藤ノ木古墳(6世紀後半、奈良県斑鳩町)から出土した国宝の副葬品のうち、「金銅履(くつ)」と呼ばれる履形の金銅製品が、修理に伴う調査の際の接触により、一部の亀裂が拡大したと発表した。修理は可能だという。同古墳出土品は2021年から、同庁が県立橿原考古学研究所(橿考研)に委託して修理事業を実施していた。