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ドローンで橋点検 国交省、奈良県宇陀でデモ

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衝突回避センサーがついたドローンによる橋の点検について説明を受ける宇陀市の金剛一智市長(右)=31日、宇陀市榛原萩原

 国土交通省近畿地方整備局奈良国道事務所と奈良県宇陀市などは31日、橋を点検する新技術のデモンストレーションを同市榛原萩原の玉立橋(とうだちはし)で実施した。小型無人機(ドローン)などを使い、効率的な点検に向けた情報を共有した。

 

 新技術では、衝突回避センサーのついたドローンで、狭いところや橋の下部も撮影する。腐食やひび割れなどを確認し、画像撮影もできる。従来は点検車やロープで人が橋の下に入り、目視で確認していた。新技術ではコストを抑えつつ、目視と同様の情報を入手できるという。

 

 デモには、宇陀市のほか県、五條市など県内5自治体の職員ら約40人が参加。業者によるドローンの操作のほか、橋のコンクリート面の剥離などを瞬時に判定できる機器も紹介された。自動ハンマーのついたローラー状の機体を面に転がし、反射波を検出することで、熟練者でなくても損傷部の有無や深さを判定できる。

 

 橋は5年に1回の点検が道路法などで義務付けられている。宇陀市が管理する橋は528カ所。説明を受けた金剛一智市長は「コスト面の利点や、技術者のマンパワー不足もカバーできると感じた」と語った。

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