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奈良クラブ試合サマリー第9節

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インナーで奮闘する山本(右)。中盤と前線とのつなぎ役。ゴール前へ顔を出して得点にも絡む=奈良クラブ提供(撮影=塩澤成樹)

▽第9節

 

奈良クラブー東京武蔵野

 

奈良クラブは後半に2失点し、4試合ぶりの黒星。

 

奈良クラブ 勝ち点13

東京武蔵野 勝ち点16

 

▽得点者

【東】 鳥居俊、上加世田達也

 

 

【記者の目】

 

 勝ち点13で並ぶ両チームにとって落とせない試合。勝てば上位に食い込み、落とせば上位争いから一歩後退。それだけに試合開始早々から激しい攻防となった。

 

 主導権を握ったのは奈良クラブ。両サイドが見事に機能した。中盤で森田、可児が左右にボールを散らす。右からは復調した都並、森、左からは加藤、長島が攻め上がり、ゴール前へクロスボールを供給した。しかし、ゴール前での精度を欠いて11本のシュートを放ちながら無得点に終わった。

 

 東京武蔵野は後半、少ないチャンスを活かして2ゴール。劣勢を跳ね返した。

 

 試合内容では奈良クラブが東京武蔵野を上回ったが、勝利にはつながらなかった。フリアン監督は「つらい一日。ホームで0―2の負けは現実。結果がすべてと言うことをプロの監督として自覚している」と話した。

 

 この日、奈良クラブが見せたパフォーマンスはチームの理想としていたもので、サポーターの前で披露できたのはポジティブな材料。

 

 反省点はやはりゴール前でのシュート精度。さらにゴールエリア内に、もう一人、二人が侵入して崩すことが求められる。 

 

 守備に関してはブロックを作ってスペースを消す守りは秀逸。課題はペナルティーエリア内でのセカンド、サードプレーに課題。素早くエリア内から大きくボールを掻き出したい。GKアルナウは足下のプレーに安定感が欲しい。

 

 

【フリアン監督語録】

 

 チャンスが11回あって得点出来なくて残念。サッカーは理解できないことが起こる。

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