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「ご当地銘菓」奈良から葛もち ユニクロ感謝祭で天極堂がコラボ

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ユニクロ感謝祭限定デザインの葛もち(右・中)とお店でいただく出来立ての葛もち(左)=25日、奈良市押上町の天極堂本店

 葛の老舗、天極堂(奈良県御所市戸毛)は、きょう27日から開催の「ユニクロ感謝祭」でプレゼントされる限定デザインの葛もちを製作した。同企画は、ユニクロが春と秋の感謝祭で地元の銘菓を連日来店者にプレゼントする「ご当地銘菓プレゼント」の一環で、2020年から「日本中を元気にしたい」という趣旨で行っている。天極堂は4度目のコラボレーションとなる。

 

 前回までは県内9店舗でのみ葛もちが贈呈されていたが、今年は47都道府県それぞれのお菓子がシャッフルされ、どこでどのお菓子が贈呈されるかは「お楽しみ」となる。ご当地銘菓は30日まで、先着で全国のユニクロ店舗で毎日配布する。

 

 限定デザインは、同社で販売中の1食分食べきりサイズの葛もちを、奈良を感じる鹿のイラストを描いた爽やかなグリーンのパッケージに納めた。同社の葛もちは最高ランクの吉野本葛を使用し、「もっちりぷるぷる」の上品な食感が特長。植松英樹リテール部マネージャー(41)は「奈良に訪れたいと思うきっかけになっていただければ。お店で提供している出来たての葛もちもぜひ食べに来てほしい」と期待する。

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