奈良県大和郡山市の昭和工業団地協議会(川端章代会長、70社)の第52回定時総会がこのほど、同市北郡山町のやまと郡山城ホールで開かれた。委任状出席を含め約60人が出席、会員企業によるキャリア教育の実施などを盛り込んだ本年度の事業活動計画などを承認した。

　川端会長は「長引くコロナ禍の中での経営は、ロシアによるウクライナ侵攻の影響も重なり、資材、原材料の不足、人材の不足、エネルギー問題など、簡単に価格転嫁できない厳しい状況下にある。協議会としては地域の産業をしっかりと守る体制づくりを推進していきたい」とあいさつ。

　2022年度の事業活動計画では、県、大和郡山市と策定したまちづくり基本計画に基づく事業の推進や、市内の小学生を対象としたキャリア教育の実施、会員企業の女性が生き生きと活躍できることを目指した講習会の開催などに取り組むことを了承した。